Shopify

Printifyを利用したShopifyストアでのオンデマンドプリント製品の販売方法

オンデマンドプリントとドロップシッピングについて

オンデマンドプリントは顧客から注文が入り次第、製品にデザインを印刷するシステムです。ドロップシッピングは、商品の準備や配送業務を代行するサービスで、在庫を抱えることなく商品情報をネットショップに掲載し、注文が入ってから商品を仕入れる方式です。

海外から商品の購入があった場合、購入者が住む場所に最も近い場所でプリントされて発送される仕組みになっています。在庫の心配なし、配送もオンデマンドプリント企業のほうで勝手にやってくれる便利なサービスです。

Printifyの特徴とメリット

Printifyはオンデマンドプリント&ドロップシッピングサービスを無料で利用可能です。Shopifyと連携してオリジナルデザインの商品を販売できます。注文が入ると、商品の製造から配送までが自動で行われます。Printifyは月額料金がかからず、リスクなく事業を行うことが可能です。また300を超える高品質な製品があり、これらを使用して独自の製品デザインを作成できます。

ShopifyとPrintifyの連携方法

  1. アカウント登録と初期設定: ShopifyアプリストアからPrintifyアプリをインストールし、Shopifyと連携します。アカウントを作成し、初期設定を行います。
  2. 商品テンプレートの作成: 商品テンプレートを作成し、デザインを配置して商品の詳細を設定します。
  3. ショップに商品を追加: 商品テンプレートをショップに追加し、商品ページの詳細や価格設定を行います。
  4. 支払い方法の設定: Printfulから商品を仕入れるための支払い方法を設定します。
  5. サンプル注文: 製品の品質を確認するためにサンプル商品を注文します。

Printifyのプランと料金

Printifyには無料プランとプレミアムプランがあります。無料プランでは、5つのオンラインストアと無制限の製品デザインを利用できます。プレミアムプランは月額$29で、10オンラインストアを利用でき、全製品に対して最大20%の割引が適用されます。

事例

越境ECとしての事例として1つご紹介します。
It’s Anime STORE

バッグ・マグカップ・Tシャツ・スマホカバーなどを展開しています。

まとめ

自社でキャラクターなどを保有している場合、そのデータを使って無在庫でストアを展開する方法としてPrintifyの活用があります。商品製造・在庫保管などのコストが掛からないため小さくテストすることが可能です。市場に反応があるようなら更なる展開も検討できるためテスト運用として活用することもできます。是非お試しください。

ABOUT ME
さすー
2020年からShopifyに注力し、越境ECサイト構築をメインとして従事。海外のWebマーケティング企業に対してECサイト制作の支援を行い、制作部門の立ち上げにも関与。また書籍「はじめての越境EC・海外Webマーケティング」の執筆に協力。最近ではChatGPTなどの生成AIを活用したITソリューションにも取り組み、企業への導入実績もある。