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Shopifyの入金サイクル・手数料を徹底解説:決済システムごとの違いと最適な選択

ShopifyでのECサイト運営における入金サイクルは、選択する決済方法により異なります。標準機能であるShopifyペイメントの場合売上から最短5日最長11日で入金され、追加の手続きは不要です。この記事では、Shopifyの主な決済方法と他のECプラットフォームの入金サイクルを比較しています。入金サイクルの詳細を知りたい方や他プラットフォームとの比較を検討している方にとって役立つ内容です。

Shopifyペイメント:迅速かつ簡単な入金サイクル

Shopifyペイメントは、売上があった日の翌週金曜日に入金される迅速なサービスです。最短5日、最長11日での着金が可能で、追加の入金手続きは不要。クレジットカードやGoogle Pay、Apple Payに対応し、販売者にとって最も効率的な選択肢の一つです。

他の決済サービスとの比較

PayPal、Amazon Pay、KOMOJUなど、他の決済サービスもそれぞれの特徴があり、入金サイクルは異なります。PayPalは最短3日Amazon Payはデフォルトで14日KOMOJUは毎週または毎月の選択肢があります。それぞれのニーズに合わせて最適な決済サービスを選ぶことが重要です。

Shopifyと他プラットフォームとの入金サイクルと振込手数料の比較

Shopifyペイメントは他のECプラットフォームと比較しても入金サイクルが早く、振込手数料もかかりません。BASE、STORES、カラーミーショップなど他のプラットフォームはより長い入金サイクルです。Shopifyの入金サイクルの短さは資金繰りの観点では大きなメリットといえます。

EC入金サイクル入金振込の事務手数料
Shopifyペイメント売上発生の翌週金曜日に入金無料
BASE振込申請の10営業日後に入金2万円以下:500円
2万円以上:無料
STORES月末締め、翌月末入金1万円未満:275円
1万円以上:無料
カラーミーショップ月末締め、翌々月20日入金早期入金サービス利用時:月額2200 円 0.5%の手数料
makeshop月末締め、翌月末入金即日売上入金サービス利用時:申請金額の1.5%
futureshop決済サービス「F-REFI」:月末締め、翌月末入金
決済サービス「SBPS」:
月2回入金
15日締め、当月末日入金
月末締め、翌月15日入金
不明

BASEの入金サイクル

BASEでは、振込申請後10営業日で指定口座に入金されます。一律250円の手数料があり、2万円未満は追加で500円が必要です。「お急ぎ振込」オプション利用時は、標準手数料に加え1.5%の追加料金が発生します。

STORESの入金サイクル

STORESでは月末締めで翌月末に入金され、振込手数料は275円です。1万円未満の振込には同額の追加手数料が必要で、設定変更が必要です。

カラーミーショップの入金サイクル

カラーミーショップでは月末締め、翌々月20日に入金。早期入金サービス利用時は翌月15日払いになり、月額2,200円と0.5%の手数料がかかります。

makeshopの入金サイクル

makeshopは月末締めで翌月末入金。即日売上入金サービスもあり、手数料は1.5%です。

futureshopの入金サイクル

futureshopの入金は選択する決済サービスによって異なり、「F-REGI」は月末締め翌月末入金、「SBPS」は月2回入金システムを採用しています。

Shopifyと他プラットフォームとの決済手数料の比較

入金サイクルだけでなく、各プラットフォームの決済手数料も気になる所。調べられるだけ調べた内容を表にします。

ECプラットフォーム日本国内決済手数料海外決済手数料
Shopifyペイメント3.25%〜3.4%3.8%〜3.9%
BASE3.6% + 40円4.6%+40円
STORES3.6%5%
カラーミーショップ4〜5%4~5% (JCB/AMEX)
makeshop3.19%3.4%
futureshop不明不明

まとめ

総合判断でShopifyがオススメ

入金サイクル・振込手数料・決済手数料を総合判断してもShopifyがオススメと言えます。

ただし他の観点からも各プラットフォームを選別できるので、上記の内容以外に「商品点数」「カスタマイズのしやすさ」「拡張性」「セキュリティ」の観点からも比較されて、身長にプラットフォームを選定することをオススメ致します。

ABOUT ME
さすー
2020年からShopifyに注力し、越境ECサイト構築をメインとして従事。海外のWebマーケティング企業に対してECサイト制作の支援を行い、制作部門の立ち上げにも関与。また書籍「はじめての越境EC・海外Webマーケティング」の執筆に協力。最近ではChatGPTなどの生成AIを活用したITソリューションにも取り組み、企業への導入実績もある。