Shopifyから送信したメールが
- ゴミ箱に直行する
- 迷惑メールに行く
そういった問題をなるべく発生させないための方法をご紹介します!ちなみに今回は「さくらインターネット」でドメインを取得している場合の解説となります。他のドメインプロバイダーを利用されている場合は、適宜ご自身の状況に合わせて試してみてください!
※キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp、@i.softbank.jp)はドメイン認証していても上手くいかないことが多々あります。どうやら携帯会社のセキュリティが関係しているようです。
実施方法
必要条件:アクティブな有料プラン加入が必要。開発ストアやPause and Buildプランでは不可。
必要情報:外部ドメインプロバイダーのログイン情報、使用中のメールアドレス。
手順
1:Shopify管理画面で「設定」>「通知」へ。差出人メールアドレスで「ドメインを認証」を選択。
2. CNAMEレコード追加:指示に従い、外部ドメイン管理画面で4つのCNAMEレコードを追加。
注意:Shopifyが提供するCNAMEレコードのデータ(email.myshopify.com)の末尾は「.(ドット)」がありません。さくらインターネットの場合「.(ドット)無し」(shopify画面で表示されるデータをそのままコピペ)でレコード追加したところドメイン認証に失敗しますが「.(ドット)」を末尾に加えることで無事認証されました。さくらインターネット以外のサービスで設定する際、コピペでドメイン認証に失敗した際は「.」を末尾に加えて再度試してみてください。
3. 変更が完了するまでに最大24時間かかります。認証手続き中は下記のメッセージが表示されます。
ドメイン認証に失敗した場合は、外部ドメインプロバイダーに入力したDNSレコードが、管理画面で提供されたレコードと一致しているか確認してください。(一致している場合は、email.myshopify.com末尾に「.」の追加をお試しください)
4. 認証されると下記のメッセージが表示されます。これでメールドメインの認証手続きは完了です。
メールドメイン認証の重要性
Shopifyでドメインを購入しないで、外部のドメインプロバイダーでドメインを購入してShopifyストアに適用した場合、何もしないとメールの到達率が下がりやすくなります。
メールの到達率を上げるためには送信元のメールアドレスを認証する必要があります。
そのためには外部のドメインプロバイダーに「CNAMEレコード」を追加して「 SPFレコード」と「DKIMレコード」に接続します。
外部のドメインを「SPFレコード」と「DKIMレコード」に接続することで、送信するメールが
- スパムとして認識されて迷惑メールに振り分けられてしまう
- 配信失敗を繰り返してメールがそもそも届かなくなる
という問題を防ぎます。
SPFとかDKIMって何?
簡単に説明すると
- SPF:偽ドメインからメールが送信されていないことを証明
- DKIM:メールの改ざんを防ぐ
という役割になります。この2つの設定をしていることで「安全なメールだね」と認識してもらうことでメール到達率の低下を防ぎます。