AIにもそれぞれ得意・不得意があります。というかAIといえばchatGPTだけ使っている人が大半じゃないでしょうか? Gemini,Claude3、Perplexityは最低でも「マルチモーダルAI」としては知っておくと得です。
(マルチモーダル:テキスト、画像読込み、画像生成などいろいろ機能があること)
それぞれのAIには得意・不得意があります。今回は調査→企画・提案の流れで、どのAIを使いこなせば良いかを取り上げます。
時間がある人は、↓下の動画をご視聴ください。
時間が無い方は、要点をサックリまとめたテキストを動画以降に載せているので、そちらを確認して爆速で把握してください。
要点まとめ
使い分け
調査:Perplexityを使う
企画・提案:chatGPT使う
この使い分けでOK。
タスクの流れ
- Perplexityを使って、調べたい会社の概要や事業内容をネットで検索してまとめる。
- chatGPTを使って、まとめた内容からその会社が生成AIをどのように活用できるかの可能性をリストアップしてもらう。
- 出てきた活用可能性について、Perplexityを使って、実際に世の中に事例があるかどうかを調べる。
- 最後に見つけた事例をもとに、chatGPTで提案書を作成する。
タスクの詳細
タスクについて、もう少し具体的に書きます。
1. 会社の調査
Perplexityを使って、会社の概要や事業内容をネットで検索して、まとめます。
具体的には
- 会社のウェブサイト
- ニュース記事
- ソーシャルメディア
などを検索するように指示。
検索結果から
- 会社の概要
- 事業内容
- 強みと弱み
- 競合他社
などをまとめるように指示。
例として生成AIを使って
- 新しい製品やサービスの開発
- 顧客サービスの改善
- 業務効率アップ
- 新人教育のコストダウン
という概要のもと具体的な提案に落とし込んでいけます。
2. 会社が生成AIをどのように活用できるかの可能性をリストアップ
chatGPTを使って、まとめた内容からその会社が生成AIをどのように活用できるかの可能性をリストアップします。
具体的にはPerplexityで出力された
- 会社の事業内容
- 強みと弱み
- 競合他社
をchatGPTを使って分析させ、生成AIを活用することでどのようなメリットが得られるかを考えてアウトプットするように指示。
3. 出てきた活用可能性について、Perplexityを使って、実際に世の中に事例があるかどうかを調べる
Perplexityを使って、実際に世の中に事例があるかどうかを調べます。
具体的には、chatGPTで出力された生成AI活用の可能性を、Perplexityにコピー&ペーストして、各活用可能性について既に他の企業が導入している事例がないかを検索します。
事例があれば、その事例の内容、導入効果、課題などを調べます。
4. 最後に見つけた事例をもとに、提案書などを作成する
見つけた事例をもとにchatGPTに提案書を作成させます。提案書には、各活用可能性の概要、導入効果、課題などを記載します。これもchatGPTに伝えれば適宜加えてくれます。
また、提案書には、生成AI導入によって得られる具体的なメリットも記載します。この内容も不足していればchatGPTに指示して加えてもらいます。
この回答が役に立てば幸いです。
ハルシネーションには十分に注意しよう
ハルシネーション(誤った情報の生成)には十分注意しましょう。
「注意といっても、どうすればいいの?」と思うでしょう。
実際にchatGPT、Perplexityそれぞれに、できあがった提案内容にハルシネーションが存在していないかをチェックしてもらう。あとは自分自身で内容をチェックして問題がないかを確かめる。上司がいる場合は、上司の人にもチェックしてもらうと良いですね。
上司にチェックしてもらえば責任を負うことなくなりますしね!(冗談です)
AIを活用して、爆速で調査→企画・提案までタスクをこなしちゃって、自分の時間をもっと作っていきましょう!