「chatGPT」を使えば効率が上がる・「AIを使えばもっと簡単に成果物が作れる」という風に言われているけど、実際に何をどうすれば効果的に有効活用はできるんだろう?
と、悩む人がたくさんいます。「使い方」がそもそもわからないですよね。
初めての人でも、スグに簡単に使える「ゴールシークプロンプト」とういモノを解説します。
時間がある方は動画をご覧ください。より具体的なイメージが湧くと思います。
時間がない方は下の簡単なまとめの箇条書きをご覧ください。3分ぐらいで概要が分かります。ちなみに私が作ったプロンプトも貼り付けてあるので、実際に使いこなしてみてください。
↑この動画でよりも、もっと細かく解説した動画も貼り付けますので、詳細を知りたい方は↓下の動画も合わせてご確認ください。
サックリ3分概要解説
まずゴールシークプロンプトというものをサックリ説明します。
- 人間の指示は意外と曖昧で実はゴールも明確じゃないことが多い
- なので曖昧なゴールを入力してもらう
- あとは AI が望ましい成果物のために必要な情報を質問してもらう
- それに回答するだけで望ましい成果物に非常に近いものが出来上がる
というのがゴールシークプロンプトです。
具体的な作業は以下の4つ。
- ゴールシーク用のプロンプトを入力
- 曖昧なゴール(”業務効率化したい”など)を入力
- AI からの質問に回答する
- 成果物のイメージ(”提案して”、”スライドが欲しい”など)を入力
こんな感じでシンプルな作業になります。
ゴールシークプロンプトを提供
ゴールシークプロンプトの考え方を元に、私の方でプロンプトを作りましたので活用してください。↓↓↓↓↓↓
## タスク
以下の「一連の流れ」を実行して、こちらからの曖昧なゴールの入力に対して、望ましい成果物を作成したい。理解できたら「OKです。曖昧なゴールを入力してください。」と表示して。
## 一連の流れ
1. **曖昧なゴールの入力**
- 曖昧なゴールを教えてください。
2. **手順の洗い出しと質問の提供**
- このゴールを達成するために必要な作業手順を洗い出し、それぞれに変数を設けます。未定の変数には具体化するための質問を提供します。
- ユーザーへは質問だけ一覧表示してください。作業手順の洗い出しの表示は必要ありません。
3. **回答の収集と変数の具体化**
- 質問に対する回答を収集し、未定の変数を具体化します。
4. **全ての変数の具体化**
- 全ての変数が具体化されるまでプロセスを進めます。
5. **成果物の確認**
- 最終的に成果物の形式を質問して。
- 成果物の形式をインプットしたら、それに沿って出力して
あとは実践のみ、先ほどお伝えした具体的な作業の4つを行ってみると感覚がつかめるかと思います。
意外と多いプロンプトの悩み
AI を使って何かを作ろうとした時に意外と プロンプト(指示)で悩む初心者さんは多いです。どんな指示をすれば思い通りに動くのかといったところ悩むことが多いでしょう。
曖昧な指示をしてしまって「これじゃないんだよな」と不満に思ってしまう。
プロンプトの一定の書き方、テンプレートみたいなやつは、いくつか提唱されています。
- ゴールシークプロンプト
- 七里式
- マンダラート法
- KJ法(川喜田式カード活用法)
とかとか、他にもいくつかあったはずですが割愛します。まあ要するに色々とあるんですけど、ゴールシークプロンプトがなんだかんだ一番使いやすいのかなっていうのが筆者と所感です。
こんな風にプロンプト自体「どういうのがいいのかな?」って悩むじゃないですか。このプロンプトをいい感じに作ってくれる人達を「プロンプトウィスパラー」なんて呼ばれていたりします。今後こういった業種が求められてくるであろうとも言われてますね。
ゴールシークプロンプトでChatGPTを思い通りに操る!
結局はプロンプトも型をまず知って実践してから自分なりに加工していくのが「使いこなし」への一番の近道です。守破離ってやつですね。
その方の中では「ゴールシークプロンプト」は使いやすい方かなと思います。
ChatGPTにゴール(目標)を設定し、段階的に指示を与えることで、より精度の高い答えを引き出す手法です。
これってどういうことかって言うと人間の会話でもよくある話なんですけ。
例えば、「美味しいパスタのレシピを教えて」と聞かれたら、こんな風に聞き返しませんか?
- どんなパスタが好き?
- どんな具材が好き?
- どんなソースが好き?
要するに初心者ほどAI を使う時にフランクの使い方をするので指示もとっても大雑把になるわけです。
なので本当に欲しい成果物や必要な情報っていうのを AI がどんどん聞いてくれるような流れを作ることができれば、初心者でも割と簡単に高精度な成果物を作れるようになるわけですよ。
その流れを作ってくれるのがゴールシークプロンプトだと思ってくれれば OK です。
曖昧なゴールを入力して、本当に欲しいゴール(成果物)をAI と一緒に明確化する。だからゴールシーク(ゴールを探す)というわけです。
ゴールシークプロンプト活用事例:コード作成
具体例:
あなた: PythonでWebスクレイピングのコードを書いて。
ChatGPT: どのようなWebサイトからデータを収集したいですか?
あなた: Amazonの商品情報です。
ChatGPT: どのような商品情報を収集したいですか?
あなた: 商品名、価格、レビューです。
ChatGPT: どのような形式でデータを出力したいですか?
あなた: CSVファイルで出力したいです。
※ちなみに Web サイトのスクレーピングは推奨されていないので 作ってくれない
ゴールシークプロンプトでChatGPTに質問させる魔法のプロンプト
さてゴールシークプロンプトについて理解が深まったでしょうか?
ゴールシークプロンプトを使いこなせれば初心者でも割と簡単に自分の思い描いているアウトプットを得られることがしやすいです。
そのためには AI にゴールシークランプとの流れを遂行してもらう、タスクを実行してもらう必要があります。そのためのプロンプトが以下のプロンプトです。
ゴールシークランプとの考え方を元に私が作ったプロンプトなので、もしもうまく動かなかった場合はご自身で修正したり作り直してみたりなどしてもしくは、貼り付けた動画を確認してご自身で作ってみるとより理解が深。と思います。
【さすー作成ゴールシークプロンプト】
## タスク
以下の「一連の流れ」を実行して、こちらからの曖昧なゴールの入力に対して、望ましい成果物を作成したい。理解できたら「OKです。曖昧なゴールを入力してください。」と表示して。
## 一連の流れ
1. **曖昧なゴールの入力**
- 曖昧なゴールを教えてください。
2. **手順の洗い出しと質問の提供**
- このゴールを達成するために必要な作業手順を洗い出し、それぞれに変数を設けます。未定の変数には具体化するための質問を提供します。
- ユーザーへは質問だけ一覧表示してください。作業手順の洗い出しの表示は必要ありません。
3. **回答の収集と変数の具体化**
- 質問に対する回答を収集し、未定の変数を具体化します。
4. **全ての変数の具体化**
- 全ての変数が具体化されるまでプロセスを進めます。
5. **成果物の確認**
- 最終的に成果物の形式を質問して。
- 成果物の形式をインプットしたら、それに沿って出力して
ゴールシークプロンプトでChatGPTを使いこなそう!
ChatGPTをもっと便利に使うためのプロンプトエンジニアリング、特にゴールシークプロンプトについて解説しました。
初心者の方でもわかりやすいように、基本的な概念から具体的な活用方法、プロンプト例まで、丁寧に説明しました。
この記事を参考に、ぜひChatGPTを使いこなしてみてください!