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Shopifyギフトアプリを活用して売上促進!AnyGiftの徹底解説と活用ガイド

Spotifyにはギフト機能として3つほど国内製アプリがあります。今回はその内の1つのAnyGiftを紹介します。

Shopifyデフォルト機能では直接商品を配送してプレゼントする場合、配送先住所に相手の住所を入力する必要があります。これが非常にめんどくさい。それを楽にするのがAnyGiftです。

とても強力なギフトアプリなので、ぜひ内容を確認して検討してみてください。

AnyGiftとは

住所を知らずにギフトを贈れる機能

AnyGiftとは、住所を知らない相手にギフトを贈れるアプリです。この機能で商品を購入するとリンクが発行されます。そのリンクをプレゼントしたい人に共有すれば、プレゼントをもらう人はそのリンクから自分で住所を入力すればOKです。

通常のギフト機能は手間が掛かる

通常のギフト機能は、相手の住所を聞いてECサイトで商品を購入するときに、配送先住所にプレゼントをしたい人の住所を入力するというケースです。住所を聞くというのは個人情報を聞くので、人によってはためらう人もいます。住所の入力の手間もかかるため気軽にギフトを送れませんでした。そのハードルを一気に下げる機能が、このAnyGiftにあります。

プレゼントもらう側にもアプローチができる

ギフトを受け取った人に対しても商品がアプローチができるようになるのも、このアプリの特徴です。

AnyGiftのプランごとの機能とコスト

月額99ドルか月額299ドルのどちらを選ぶかを判断

AnyGiftのプランは月額99ドルと月額299ドルがあります。月額2000ドルのプランを使うことはまずないでしょう。

基本的にはスタンダードの月額99ドルのプランで必要な機能はほとんど網羅されています。

以下の3つの機能が必要なら月額299ドルを選ぼう

  1. カタログ機能
  2. 複数配送先eギフト機能
  3. ギフトを受ける側が配送日時を指定できる機能

といった機能が欲しい場合は、月額299ドルのプランを選択する必要があります。

3%のトランザクションフィーが掛かることも知っておこう

また注意点としてAnyGiftを使ってeギフトとして商品が購入された場合、注文金額の3%が費用として取られます。

「月額費用+トランザクションフィー3%」は高額だと思われるかもしれません。しかし実際に使ったことのある筆者としては、ギフトを送る手軽さを考えると、ユーザーが他の人にギフトを送ってくれて、口コミのように商品の認知を広げてくれる可能性があると考えればアリだと思っています。

AnyGiftの使い方

アカウントの設定

Spotifyアプリストアから、AnyGiftを検索します。が、しかしこちらからも直接AnyGiftのページへ行けます。

インストールボタンをクリックして、あとはガイドに従って設定を進めます。

ちなみに、ストアのサブスクリプションに課金をしていない「未公開のテストストア」では料金は掛かりません。試しにインストールをして設定方法や、実際にどのように表示されるかなどを確認するといいでしょう.。

ギフトオプションの設定

実際にAnyGiftの設定画面を見ると10ステップに分けて設定すべきことを解説してくれる親切設計になっています。そのステップに従って設定すれば基本的なAnyGiftの設定を完了 できます。

まずはガイドに従って設定をすることで大枠の間隔を掴めるのでそれ以降にご自身でやりたい設定をカスタマイズしていくことが一番効率が良いかと思われます。

キャンペーンの実施

設定したギフトオプションを活用して、プロモーションやキャンペーンを実施します。これにより、顧客の関心を引き、購入を促進することができます。

データ分析

AnyGiftは、キャンペーンの成果を分析するための詳細なデータを提供します。これにより、将来のマーケティング戦略をより効果的に計画することができます。

評判と評価

百聞は一見にしかず。ユーザーのレビューを一部貼り付けます。

詳しく見たい方はこちらのページの下をご覧いただければレビューを見ることができます。

Shopifyアプリストアのレビューは、サクラレビューかどうかを判別しやすくするために、レビューをしたユーザーのアプリ試用期間も掲載されています。

アプリをあまり使用せずにレビューを書いているユーザーはサクラレビューの可能性があります。そういった観点から見てもAnyGiftの各レビューは信憑性が高いと言えます。貼り付けた2つレビューも、片方は1年以上、もう片方は4ヶ月使用していることが分かりますので、信用できるレビューだと思って問題ないでしょう。

X(旧Twitter)のユーザーコメントも紹介

66歳のお母さんにeギフトを送って無事商品を届けることができてたようです。ただカート内にeギフト対応商品と非対応商品が同時に入ってると決済できないみたいですね。ここは要注意です。

LINEでeギフトのURLを送れるので楽ですね。しかしURLだけ送ると「アカウント乗っ取られたか!?」「もしやスパムURLか!?」と不信感が強めになるのでメッセージ入れなきゃいけないとのこと。生の声は勉強になりますね。まぁ、このあたりもいずれ改善されるでしょう。

その他にも生の声を見てみたい方は、X(旧Twitter)で「#AnyGift」を検索することで、最新のユーザーの声を確認できます。一応ここにリンクも入れておきます。決してスパムではありません。変なページに飛ばないのでご安心ください。

事例

蝶結び(フルーツギフト)

https://www.retrospect.co.jp/

蝶結びさんは、筆者も活用しています。一緒に仕事しているスタッフさんに、お子さんが生まれた際にプレゼントしています。蝶結びさんのフルーツ、マジでうまいので。

やはり住所を聞くことなく気軽にリンクを送ってプレゼントできるのが非常に便利ですね。

せっかちな私としては、プレゼントを贈る相手に住所を聞くと、、、

  • 「あ、いやいや全然いいですよ汗 なんか申し訳ないです!」
  • 「え、あ、、、本当にいいんですか?・・・じゃあお言葉に甘えて、、、」

というやりとりが絶対に発生しまして、これが結構手間なんですよね。(怒られそう・・・)

言い方は悪いですが、eギフト買ってしまって半強制的にお渡しできてしまうのは、プレゼントもらう側も恐縮せずに受け取ってもらえているので、eギフトは本当に便利だなと感じています。

まとめ

ECサイトでギフトを手軽に送りたいという需要は高まっています。

自社商品のファンが他の人へギフトを送ることによって、またその人がファンになる可能性があります。商品がギフトに向いているのであれば、このアプリは非常に相性がいいと言えます。

また今までギフトについて検討してこなかった方々にも、マーケティングの一環として強力な方法ではあるのでぜひご検討ください。

ABOUT ME
さすー
2020年からShopifyに注力し、越境ECサイト構築をメインとして従事。海外のWebマーケティング企業に対してECサイト制作の支援を行い、制作部門の立ち上げにも関与。また書籍「はじめての越境EC・海外Webマーケティング」の執筆に協力。最近ではChatGPTなどの生成AIを活用したITソリューションにも取り組み、企業への導入実績もある。